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V.信州の鉄道概況
平成7年から長野県松本市に住み,はや6年。最近の信州の鉄道は信州に来た当時と比べて随分と変化した。その辺りを良い機会なのでJRに限ってまとめておきたい。
中央本線(中央東線)
ここしばらく特に変わり映えが無い。昨年末に豊田区115系が一括して松本区に移動したお陰か,スカ色を目撃する割合が多くなったような気がする。今年は中央東線は変革の年で,183系・189系の「あずさ」は新車導入により全廃される見込みである。またE351系「スーパーあずさ」もアコモ改造に入る。
辰野周りは相変わらず123系が頑張っている。
中央本線(中央西線)
車両の面で大幅に変更になった。特急「しなの」は長野五輪を機に381系からワイドビューの383系になった。また夜行急行「ちくま」も12系客車から383系に変更となった。普通列車も従来の165系から313系になり,両数も1両減の2両になった。こちらはすこぶる評判が悪い。
大糸線(南小谷以南)
かつては165系・115系の独壇場だったが,E127系の投入により大部分がE127系,一部が115系の運用となっている。「あずさ」「しなの」等の乗り入れは従来通りである。ワンマン運転も始まった。
大糸線(南小谷以北)
平成7年の豪雨災害により平成9年まで不通だったが,復旧後もキハ52が頑張っている。キハ120が投入されるとの話も聞こえてこない。冬期はJR西日本のシュプール号が多数乗り入れ賑やかである。
北陸新幹線富山開業時にJR西日本は並行在来線以外の大糸線を含めた枝線の経営分離を目論んでいるので厳しい状況になりつつある。
篠ノ井線
ここしばらく大きな変化がない。「しなの」が383系になったのと,明科が今春より特急停車駅になったくらいであろう。
信越本線(長野以北)
長野新幹線開業を機に急行が全廃。代わりに新潟−長野の間に特急「みのり」が運行されている。また新幹線リレー号の意味合いで快速「信越リレー妙高」号が多数運転されている。この車両は特急「あさま」から引退した189系なので,かなり乗り得な列車である。
信越本線(長野以南)・しなの鉄道
劇的に変化した部分である。長野新幹線開業により並行在来線区間の軽井沢−篠ノ井間が第3セクターのしなの鉄道に移管。しかし案の定というか経営は苦しく,今春運賃値上げの運びとなった。長野県の施策もいろいろと検討されている段階である。長野−小諸間は基本的に直通運転されており,JR時代と感覚は変わらない。
しなの鉄道は当初はJRから譲受した信州色の115系・165系が大多数であったが,今ではオリジナルカラーが大半を占めるようになった。
飯山線
飯山色で一世を風靡した国鉄型キハ52・25・58が全廃され,現在はキハ110系の独壇場である。またワンマン運転が導入されている。
小海線
こちらは早い時期からキハ110系が導入されており,ここしばらく大きな変化はない。佐久平駅の新規開業くらいだろうか。
飯田線
車両の切り替え等ほとんど動きが無いが,貨物は全廃になりED62はお目に掛れなくなった。
長野新幹線(北陸新幹線)
長野五輪にあわせ平成9年開業のフル規格新幹線。思っていた以上にかなり好調である。出張などでは新幹線の偉大さを実感する。「あさま」は在来線から引き継がれ,開業当初から馴染んだネーミングであった。
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